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第2回 延吉の教会訪問 感想文
(吉村 由美)
今回、多くの刺激を頂いた、中国の教会訪問に参加出来、神様の導 きに感謝しています。
気づいたことを報告させていただきます。
1、自立している教会
牧師に頼らず、自分たちで計画し、実行されていました。
周辺にあるSDAの教会との連携もよく、そこの教会の牧師夫人が 積極的に参加し、
女性会も女性信徒のみならず、牧師夫人と協力し、組織的に動こう とされていました。
昨年の西日本女性会の訪問を機に「女性会」を組織され、李 先生の指導のもと、
明るく、活発な教会へと成長されていました。
ニュースタート伝道も行われていて、その食事作りも、教会員です べてなされ、よく訓練された
教会員が、多くおられることに驚きました。
2、祈りあう教会
早天祈祷会が、教会で、また、個々において行われていました。
朝、礼拝堂が開いていたので覗くと、三育食品を販売されている文 さんと教会の管理人の金さんが
ひざまづき、まさに、お祈りしようとしておられるところでした。 私も、仲間に入れていただき、一緒に
お祈りしました。もちろん、言葉はお互いわかりませんが、気持ち は通じて、本当に幸せな時間でした。
3、讃美の教会
讃美がとても、力強く、感動しました。讃美歌礼拝は、若いかたが 、元気よくリードされていました。
聖歌隊も、若いグループと熟年グループがあるとのこと。
今回の礼拝は、熟年グループが担当されていました。 かなりの熟年の方もおられましたが、力強い
讃美に感動いたしました。 少人数での特別讃美歌では、それぞれが「マイク」を持ち、高らか に讃美し
「マイク」を避ける日本人は、圧倒されました。
4、積極的な教会
何事にも、積極的で、、伝道のためならなんでもする!!という姿 勢を見習いたいと思いました。
今回の私たちが提供した「アロマオイルマッサージ」、「ポーチ作 り」 「聖書カバー作り」 「ネックウォーマー」の
すべてにおいて、自分たちの教会の伝道のために使おうと、やり方 を一生懸命覚えてようとされていました。
その貪欲な姿勢に、刺激されました。
5、アイデアマンの李 先生のコーディネイトの素晴らしさ
牧師としての立場から、伝道のために、どうしたらいいかを常に考 え、このことは、教会に必要!!と
思われたことは、どんどん、実行に移される、その姿勢に感動しま した。
教団総会で、展示していた私たちの「フレンドシップキルト」に、 目を止めてくださり、
「これを、教えに、延吉まで来てくださいませんか?」とお声をか けて下さったのも、先生のそのような
お気持ちがあればこそ、実現したのですね。感謝いたします!!
高さんといわれる夫人伝道師を育て、礼拝説教、家庭集会、訪問、 教会事務を任せておられました。
次の候補も、先生の頭の中にはあるようでした。
とにかく、元気で、明るい!! 大学の先生もされているので、学生とサッカーをして、48歳と思 えません。
今回、中国との問題があり、心配された訪中ではありましたが、中 国の東北の延吉に、神様のみ手が伸ばされ、
おなじSDAの信仰を持つ教会があることを知り、元気で、明るく 、伝道意欲に燃えた多くの方々と
お会いすることが出来たこと、本当に感謝です。
伝道が停滞する日本にあって、どうしたらいいか、これからの課題 と、私の信仰姿勢を考えさせられました。
行けないと思っていた延吉訪問の道を開き、多くの気づきを与えて くださった神様にお応えするためには、
どうしたらいいか。
小さな一歩ですが、まずは、私が、変わること!! このことから、始めていきたいと思います。
どのように変わるかということも課題ですが、とにかく、信仰生活 を楽しみ、大好きなSDA信仰を満喫したいと
思います。 日本のすべてのSDA教会を訪問し、同朋に、お会いしたい!! 今、そんな気持ちです。